丹鶴ホールオープニングイヤー連携事業 |
2022熊野大学夏期特別セミナー |
「没後30年の中上健次」開催のお知らせ |
2022熊野大学夏期特別セミナーは終了いたしました。
ご参加、ご協力頂きました皆様、ありがとうございました。
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今年は、中上健次が46歳という若さで他界してから30年を経過します。
中上が生涯こだわり小説に描き続けた生まれ故郷、熊野・新宮の地にて設立した文化組織「熊野大学」は、「建物も入学試験もない、卒業は死ぬ時」をモットーとし、1990年の設立時から毎年全国から多彩な文化人たちを招いて数多の言葉を発信し続けてきました。
語りかける相手は新宮市民であり、遠方から集まった熱心な聴講生でした。
設立のわずか2年後、中上自身が残念ながら最初の卒業生となってしまいましたが、志を受け継いだ人々によって活動は続いてきました。
中上を直接知るゲスト講師、リアルタイムでその文学を読み論じてきたゲスト講師が、この夏、「丹鶴ホール」からメッセージを発信します。
今回の会場となる「丹鶴ホール」は、東に新宮城跡、西に速玉大社、北に熊野川をのぞむ位置に、昨年10月、開館したばかりの文化複合施設です。
4階に
新宮市立図書館が移設され、その一角に
「中上健次コーナー」が開設されました。
この機会に併せてご覧頂ければと思います。
【ゲスト講師】
いとうせいこう 奥泉光 紀和鏡 高澤秀次 辻本雄一
中上紀 松浦寿輝 ほか(敬称略)
【日程】 2022年 8月5日(金) ~ 8月6日(土)
【会場】 新宮市文化複合施設「丹鶴ホール」文化ホール
(和歌山県新宮市下本町二丁目2番地の1)
JR新宮駅から丹鶴ホールまで徒歩約10分
無料駐車場あり(車両:180台程度、大型バス:5台)
>>アクセスページ
【参加費】 無料 ()
参加申込受付は終了しました。
【申込締切】 2022年6月30日(当日消印有効)
※ 今年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、合宿での形式では行ないません。
※ 遠方からご参加の方の宿泊につきましては、基本的には各自でご予約いただきますようお願いいたします。
※ 本年度の夏期セミナーでは、中上健次さんの墓参を行いません。
墓参を希望される人は、セミナーの前後に各自でお願いいたします。
■ プログラム (講演内容、講師などは予告なく変更する場合があります)
◆ 1日目(8月5日)
17:30~ 開講式
17:45~18:10 講座1:講演「30年経って問いたいこと」 中上紀
18:20~19:20 講座2:「文芸漫談」 奥泉光×いとうせいこう
19:30~20:30 講座3:インタビュー「夢の回廊―中上健次を語る」 紀和鏡 聞き手・高澤秀次
◆ 2日目(8月6日)
13:00~14:00 講座4:「佐藤春夫から中上健次へ-日本近代文学の百年-」
高澤秀次・辻本雄一対談
2021年11月6日開催の前編はYouTubeで視聴できます。
14:10~15:10 講座5 講演「中上健次の『文』」 松浦寿輝
15:20~16:20 講座6 対談 松浦寿輝×高澤秀次
16:20~16:30 閉講式
■主 催 熊野大学
■協 賛 (株)小学館 (株)はる書房
■後 援 新宮市 新宮市教育委員会 新宮市観光協会
■協 力 中上健次顕彰委員会
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■2022年夏期特別セミナーフライヤー
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