黒田征太郎氏×中上紀氏 トークイベント
「やっぱり中上健次だね」のお知らせ |
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新宮市丹鶴ホールにて、黒田征太郎氏と中上 紀氏のトークイベント開催。
あの大阪ナンジャン広場で野坂昭如氏と中上健次氏が連句を書き、黒田征太郎氏が絵を描いた金屏風も3年ぶりにお披露目されます。
参加費は無料ですが、事前申込が必要。
申込は
5月2日(火)午前9時以降に、来館、電話、メールにて
①参加者氏名 ②電話番号を連絡。
メールの送付先アドレスは新宮市立図書館:
tosyo@city.shingu.lg.jp
日 時: 2024年5月15日(水) 開場 13:45~、開演 14:00 (約1時間)
会 場:
丹鶴ホール1階 ホワイエ
主 催: 新宮市立図書館・
中上健次顕彰委員会
協 力: 熊野大学
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2023熊野大学夏期セミナー |
「熊野大学×四方田犬彦」 |
2023熊野大学夏期セミナーは終了いたしました。
ご参加、ご協力頂きました皆様、ありがとうございました。
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中上健次が没して31年が経つ。その文学はもちろん、発した声、あるいは生きざまの一つ一つの意味を、ポストコロナの日本だから、あるいはいまだ世界で戦争や紛争が続いているから、あらためて考えさせられることも多いかもしれない。
1990年、中上健次の構想「熊野とは何か」を命題に熊野大学は誕生した。以来、数多の聴講生を迎え、やがてその中から作家や評論家が生まれるまでになっていった。
しかし4年前、大型台風接近のため、史上初の中止を余儀なくされた。健次と親しかった坂本龍一氏をゲストに迎える準備をしていた年だった。熊野大学はその後コロナ禍もあり、合計3年もの間、再開が叶わなかった。
辛い時期を乗り越えた熊野大学は、今一度、開講の頃の初心に立ち返りたいと思っている。中上健次を直接知る文化人たちの多くは、現在も現役で活躍している。そのため、昨年の没後30年を節目として、まずは、中上健次と直接に交流したことのある方を中心に、丁寧に招いていきたいと考えている。健次が共鳴した表現者たちの言葉と情熱を、熊野の地で議論していく。
2023年の今年は、評論家の四方田犬彦氏をお招きし、「中上健次とパゾリーニ 少年たちの夭折をめぐって」のタイトルで講演を行っていただく。四方田犬彦氏は『貴種と転生 中上健次』の著者であり、集英社版『中上健次全集』の編纂にも携わった。また、最近では台湾版『日輪の翼』の解説を執筆した。今回22年ぶりの登壇となる四方田犬彦氏による、令和の熊野での発言は、忘れられない貴重な体験となるだろう。
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中上 紀 |
【ゲスト講師】
四方田犬彦
講 演
「中上健次とパゾリーニ 少年たちの夭折をめぐって」 四方田犬彦
四方田犬彦インタビュー ホスト:渡邊英理
総括スピーチ
「夏期セミナー30年の回顧と展望」高澤秀次
司会:中上紀 (敬称略)
【日 時】 2023年8月5日(土) 15時~
*スケジュール及び内容について予告なく変更する場合もありますのでご了承下さい。
*17時30分頃の終了を考えておりますが、状況によっては延長する場合や、短くなる場合もございます。
【会 場】 新宮市福祉センター (和歌山県新宮市野田1-1)
JR新宮駅から会場まで徒歩約7分
駐車場はありますが、限りがありますので公共交通機関の利用にご協力ください。
【参加費】 無 料 (申し込み不要 直接お越しください)
※ 今年は合宿での形式では行ないません。
※ 遠方からご参加の方の宿泊につきましては、各自でご予約いただきますようお願いいたします。
※ 本年度の夏期セミナーでは、中上健次さんの墓参を行いません。
墓参を希望される人は、セミナーの前後に各自でお願いいたします。
※ 許可のない写真・動画の撮影および録音を禁止します。
最新情報は、
熊野大学Twitterや
熊野大学フェイスブックでも発信しております。
■2023年夏期セミナーフライヤー
PDFデータをダウンロードいただけます。
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